株式会社サナス（以下「当社」）はこのたび株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」）が実施する「DBJ 環境格付」認証を3年連続で取得いたしました。

「DBJ 環境格付」認証は2023年8月から継続での取得であり、前回、前々回の評価では「環境への配慮に対する取組が十分」という評価でしたが、今回は「環境への配慮に対する取組が先進的」とより高評価をいただきました。

「DBJ環境格付」融資はDBJが開発したスクリーニングシステム（格付システム）により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

今回、当社が特に高い評価を受けた点は次のとおりです。

• SDGsを踏まえた環境重要課題を事業成長機会に織り込んだ中期経営計画を策定し、副産物を再生資源として循環活用した「糖含有珪藻土」の販売やバイオガス発電の導入を積極的に進め、収益貢献と環境負荷低減効果を可視化しながら、事業を通じた環境価値創出と経済価値創出の両立に取り組んでいる点
• サプライチェーンマネジメントにおけるCSR調査の運用を見直すほか、社会貢献活動の注力にあたりパーパスである「おいしさのかけ橋」との繋がりを明確にするなど、サスティナビリティの視点からこれまでの取り組みを捉え直し、ステークホルダーとの持続的かつ前向きな関係構築を着実に進めている点
• イノベーション創出に向けた研究テーマについて、経営方針との整合性や将来性などを踏まえ多角的に検討し、定期的に進捗管理を行うことで、でん粉由来の健康増進機能素材の研究開発に加え世界初の量産に成功するなど、自社事業の強みを活かし社会課題の解決に資する新規事業の展開を推進している点

今後も、省エネルギー、省資源、リサイクル、廃棄物の削減などの取り組みを通じた環境負荷低減をはじめとしたサスティナビリティ活動の推進に努めてまいります。