サステナビリティ
CSR
サナスでは2009年にCSR活動を開始しました。活動では5本の柱(コンプライアンス、環境管理、品質保証、危機管理、社会貢献)を掲げ活動しております。
これからも基本方針の1つである「社会に高く評価される会社を目指す」のもと、当社で働く全ての人々が企業の社会的責任を深く自覚し、日常の業務において関係法令を遵守し、社会倫理に適合した行動を実践します。
当社で働く一人ひとりが社会倫理に適合した行動を実践するため行動規範ハンドブックを作成し、全員に配布しております。
当社のCSR体制
コンプライアンス
コンプライアンスの遂行を実現するため、法令はもとより、社会規範、企業倫理、社内規程に基づき良識をもった行動を心がけます。
取り組み内容
法令管理体制の構築 | 当社に係る法令の把握や、最新法令の管理、法令に基づく行政への届出書類管理等、法令管理体制の構築を進めています。 また、社員一人一人が法令に関する知識を身に付けていくため、ビジネス実務法務検定の資格取得推進を支援しています。 |
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内部通報・相談窓口の設置 | 労働者等からの組織的または個人的な法令違反行為等に関する通報又は相談等に関して適正に対応するため、CSRホットライン窓口を設定し周知を図っています。 相談窓口には社内窓口と社外窓口を設置しており、電話・Eメール・文書・面会のいずれかの方法で寄せられる相談・通報に対応しています。 また、相談・通報者が不利益を被ることがないようCSRホットライン制度運用規程に従い対応しています。 |
競争的資金等の適正な取扱い | サナスは、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(平成19年2月文部科学大臣決定、令和3年2月改正)に基づき、競争的資金等の適正な取扱いと不正行為への適切な対応に努めます。 ・【株式会社サナス】競争的資金等の不正防止に関する基本方針(PDF) ・【株式会社サナス】競争的資金等の責任体系及び告発・相談窓口(PDF) |
環境管理
事業活動による環境への影響を正しく評価し、永続的な環境負荷の低減に向けた活動を行うことで、地球にやさしい経済活動を行います。
取り組み内容
日本政策投資銀行様 「DBJ環境格付」認証の取得 | 「DBJ環境格付」は株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)様にて実施している事業を通じた環境配慮活動や環境経営戦略を総合的に評価する制度です。その評価基準はISO14001をもとにDBJ様で独自に作成されており、気候変動等の長期的環境課題が事業に与える影響に対して企業がどのように取り組んでいくかを格付するものとなっています。 当社は2023年より認証を取得しています。 |
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環境負荷の低減 | 省資源活動、省力化活動を通じて、エネルギー使用量 ・水使用量・廃棄物発生量の原単位削減に取り組んでいます。 |
2019年~2023年 原単位推移報告
品質保証
お客様に満足いただける、安全・安心、最良の品質の製品・サービスをお届けいたします。
取り組み内容
品質保証体制 | 品質マネジメントシステムや食品安全マネジメントシステム(HACCP)、法令規制に基づき、製品の設計からお客様にお届けするまでのすべての段階で厳しい品質保証体制を構築しています。「品質・食品安全方針」のもと、目標を定め、基準の順守と検証、人財育成やコミュニケーションなど、全社一体となった取り組み、継続的改善を行っています。 |
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人財育成 | より良い品質や食品安全は製品に関わるすべての人が作り上げるものです。 高い意識と知識をもって取り組むように、社内・社外での教育、自己啓発を推進しています。 全ての従業員、協力業者様への定期的な教育、また、次世代に向けて各部門で中心となる従業員を選抜(マネジメントシステム推進員)して専門教育、情報交換を行っています。 |
衛生管理 | 品質保証、食品安全の基本は衛生管理です。 施設・設備や用具の要件、清掃や洗浄方法、ゾーニング、作業者の衛生管理の方法などを定め、異物混入防止や微生物対策に取り組んでいます。 衛生管理の有効性は、パトロールや衛生管理会議、食品安全チーム会議、衛生環境の検証などにより確認し、改善を推進しています。 |
工程管理 | 安全かつ安定した品質の製品はプロセスで作られます。 HACCP手法による危害要因分析を行い重要工程の管理を基準化し、シフター、磁力捕集、金属検出機などを設置して異物混入対策を強化しています。 安全性を確認された原材料、性能を備えた設備、検証された工程で、力量のある担当者により、厳格に運用及び記録、検証しています。 |
試験検査・分析 | 試験検査は、品質保証や食品安全を検証するものです。 製品やプロセスは、品質基準に基づき理化学試験や衛生試験により適合を確認しています。 また、試験検査の信頼性を高めるため、検査員教育や妥当性が確認された規格・基準の設定、精度管理を行っています。 さらに社内の検証として、FT-IRやSEMを導入して安全・安心を追求しています。 |
5S活動 | 食品安全の重要な取り組みとして「5S(整理、整頓、清潔、清掃、習慣)」活動を積極的に推進しています。全従業員が、自らが食品工場に従事するものとしての認識、工場が「自分の工場(My Factory)」であることの認識を持ち、全社で5S活動に取り組んでいます。 さらに活動を継続的に発展することで、職場を安全な場所にし、作業の品質や生産性を向上させ、職場の雰囲気を改善していきます。そうすることで、質の高い仕事をし、互いに協力しやすい環境を作り、企業全体で成長していきます。 |
危機管理
社内で把握できるリスクを効率的に管理して、その予防対策と事後処理対策を行っております。
また、社員が安心して働ける環境の整備にも努めています。
取り組み内容
BCP(事業継続計画)の策定 | 地震、台風、大噴火などの緊急事態に遭遇した場合、事業資産(人、物)の損害を最小限にとどめます。並びに、事業の継続あるいは早期復旧を可能にすることで、顧客や市場から信頼される企業体制を構築していきます。 |
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放水競技会・消火競技会への参加 | 事業所での火災に備えて、通報や消火等、初期活動要領を習得するとともに、迅速確実な消火技術の向上、並びに防災意識の高揚を図ります。 |
メンタルケア | 全ての社員が健やかに、生き生きと働くことが出来るように、メンタルヘルス不調に陥った人だけでなく、社員全員のメンタルケアや職場環境改善を行います。 そうすることで、社員の労働生活の質を高め、ワークモチベーションを維持し、生産性や活力の向上につながる活動を行っています。 |
AED講習 | 病気や事故などにあった人が心停止になったとき、その人を助けるためには、そばに居合わせた人が応急手当を行うことが重要となります。 社員を対象に人工呼吸法、心肺蘇生法、AEDの使用法、止血法等の習得及び救急車到着までの応急手当の重要性を認識していただき自主救護能力と救命率の向上を図ります。 |
社会貢献
地域社会との交流を深め、寄付やボランティアに積極的に取り組むことでよき企業市民を目指します。
取り組み内容
みちのく未来基金 | 東日本大震災にて親を亡くした子どもたちが高校卒業後に、大学・短大・専門学校へ進学する際に、入学金と授業料を支援している事業です。 当社は2014年から2021年まで寄付させていただきました。 (2021年9月末に目標金額に到達したため、2022年2月、新規の寄付受付が終了いたしました。) |
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チャリティーイベント参加 | 社外のチャリティーイベントへの参加を通じて、地域社会との交流、支援事業への協力を行っています。 |
募金・賛助 | 自然災害などで被害にあわれた方の力になれればと、社内募金活動を実施し、日本赤十字社を通じて募金を被災地へお届けしています。 また、霧島国際音楽祭などの地域社会の文化的活動、支援活動へ賛同し活動しております。 |
おはら祭 | 鹿児島市が主催する南九州最大のお祭り「おはら祭」に例年参加させていただき、地域社会との交流を積極的に行っております。 |
災害時備蓄の提供 | 大規模な災害に備え、食品の備蓄は重要です。その一方で賞味期限の近い備蓄品が廃棄されている問題は見過ごせません。 当社は、使用期限が1年を切った災害備蓄食料等の有効活用を目的にボランティア団体や福祉団体に寄付することで食品ロスの発生を防ぐ活動を行っています。 |