先輩インタビュー
INTERVIEW

J.I
経営企画課
2014年入社
環境化学プロセス工学科卒

サナスに入ったきっかけは何ですか?

J.I

 私は、学生時代に「化学工学」を学び、授業の一環で九州圏内の巨大プラントを巡りました。その時に、大規模なモノづくりの様子に圧倒され、「自分も今学んでいる化学工学の知識を生かして大きなプラントでモノづくりをしてみたい」という気持ちが高まり、就職活動の軸として、「生まれ育った鹿児島の地で、モノづくりで貢献できる企業」に的を絞りました。その中で、配属された研究室の教授より、サナスの紹介があり、その時に初めてサナスの存在を知りました。最初は「澱粉」と「化学工学」にどのような繋がりがあるのかイメージが湧きませんでした。工場見学に参加し、自分の想像以上に大きなプラントが稼働しているところを見た時、「化学工学の知識を生かしてモノづくりができ、生まれ育った鹿児島に恩返しができる」と思い、サナスを志望しました。

どのような業務を行っていますか?

 2020年度より経営企画課へ配属となり、主に会社の経営にかかわるデータ(損益)解析や、社会貢献活動の企画・運営、広報活動等に取り組んでいます。また、現在は「SDGs」の推進も担当しております。従業員がSDGsへの理解を高め、当社が社内外にて活動を行っていくために教育の企画や運営、17の目標・169のターゲットに対する目標設定と運用を担当しています。

入社後のキャリアを教えてください。

 私は2014年にサナスに入社し、入社8年目を迎えました。入社1年目に配属された製造系の部署では、主に水あめやぶどう糖などの糖化製品の製造プロセスの改善や、新規製品の製造プロセス開発を行っていました。翌年には、開発部門の技術系部署へ異動となり、製造プロセスの開発も行いつつ、新規に製品化するためにお客様への機能性の紹介など、新製品開発を約5年行いました。そして、2020年経営企画課に配属となり、現在に至ります。

今はどのようなことに力を入れていますか?

 今一番力を注いでいることは、SDGsの推進です。以前より、環境に対して関心を持っていたので、志願しての社内推進担当となった経緯があります。SDGsは近年メディアで取り上げられる機会が増えましたが、社内では、名前だけは聞いたことがある、あるいは知らないという人が多くいました。そこで、どのようにすれば従業員にSDGsについて理解を深めてもらえるか、同業務の担当者や上司と話し合い、わかりやすい教育を企画・実施しました。動画視聴教育を受講した従業員へ理解度に関するアンケートを実施した結果、全体の約7割から理解が深まったという回答をもらい、本取り組みについてもっと知りたいという人も増えました。アンケートの中には、様々な意見がありましたが、励ましの声も多く寄せられていました。担当者の一人として、これからも頑張ろうという気持ちで、取り組んで参ります。

就職活動生に一言!

 就職活動中は、「学校で学んだことを生かして仕事をしたい」と強く思っていました。働き始めると、関連性の強弱はあるけれど、柔軟な考えを持てばどのような仕事にも知識を応用することができると気づきました。現在の業務は、大学で得た知識を直接的に使うことはありませんが、物事の考え方という点で業務に役立てることができています。 そして、仕事をするうえでは、学校で学んできた専門知識も大切ではありますが、それ以上にコミュニケーション能力が大切です。上司だけでなく、先輩、同期、後輩、他部署の従業員、社外のお客様や、協力会社の方々と円滑なコミュニケーションをとることで、自分の仕事や生活が充実し、楽しく過ごせます。 知識や技術がいくら高くても、一人の力には限界があります。周囲の人の意見を聞きながら、物事を多角的に見て課題に取り組んでみましょう!

ワークフローに戻る 

PAGETOP